
2020年代に入ってから、グランピング場の数が急増したのはご存じの方も多いかと思われます。
そのうち、事業再構築補助金を活用してグランピング場市場に参入した企業も多いのではないかと考えられます。
いくらグランピング市場が拡大しているといっても、新規参入が多いと競争も激しくなります。
その上で、自社のグランピング場に来ていただけないと1円にもなりません。
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儲けたのは誰か
話は変わって、1848年にカリフォルニアのサクラメント川付近で金が発見されました。
ゴールドラッシュが始まり、一攫千金を目指して全米から10万人もの人々がカリフォルニアに集まったとされています。
しかし、金を掘りに行った人はほとんど儲からず、徒労に終わった人の方がはるかに多かったことは予想できます。
結局儲かったのは誰かというと、金を掘りに来た人に対して、作業着としてジーンズを売ったリーバイスです。
拡大市場は儲かる市場なのか
グランピング市場のように、拡大市場に参入すること自体を否定するわけではありませんが、拡大市場は新規参入者が多くなるのは事実です。
必然的に市場の競争は激しくなりますが、競争の激しい市場への参入は、リソースに乏しい中小企業にとって理想的とは言いづらいです。
カリフォルニアのゴールドラッシュ時のリーバイスののように、直接市場に参入するのではなく、市場に参入する事業者に対して商品・サービスを提供する事業者の方が、実はチャンスを得られる可能性が大きいことも考えられます。
例えば、グランピング市場を例にすると、開封しやすい包装の食材や、アウトドア用品の販売・レンタル業者のように、周辺の事業者であれば、どのグランピング場に顧客が来ても売上を伸ばすチャンスがあります。
最後に
グランピング場に限らず、スマホアプリやIT、AI市場は今後も拡大が見込まれます。
そのため、今後も新規参入が相次ぐでしょう。
これはゴールドラッシュで金を掘ろうと集まっているのと同じ構図です。
直接成長市場に参入する事業者が儲からないということはありませんが、金を掘ろうと集まった人に対して作業着や道具を売った事業者の方が儲かったという前例があります。
今後、成長市場そのものへの参入ではなく、周辺への付加価値提供として考えられることはないでしょうか。
以上、参考になれば幸いです。