フィラーをなくす

人前で話すときに「あー」「えー」と言いながら話す人を見かけたことがあるでしょう。
この「あー」「えー」は「フィラー」と呼ばれるもので、言っている方はあまり意識していないものかもしれませんが、あまりにも多いと話を聞きづらいと感じた経験をお持ちなのではないでしょうか。

フィラーの印象

フィラーはメッセージを伝えるにあたって不必要な音ですから、聞き手にとって単純に聞き苦しい、内容に集中できないと感じることもあるでしょう。

特にビジネスシーンにおいてフィラーが多いと、話し手が緊張している、または自信がないという印象を与える可能性があります。

その結果、聞き手は話し手の信頼性を疑うことが考えられます。

フィラーの原因

フィラーの原因として、大きく以下の3つが挙げられます。

心理的要因

人前で話すことに慣れていないと、どうしても緊張や不安、自信のなさといったことを感じることが多いでしょう。 その結果、フィラーとして現れるといったことがあります。

その他、重要な商談やプレゼンといった普段と比較して心理的な負担や不安が大きい場面ではフィラーが出てしまう可能性があります。

人前で話すことに慣れる、あるいは可能であれば事前に練習することで自然と出なくなると考えられます。

思考の整理不足

話す内容が整理されておらず、何を言うべきかを考えながら話す場合は、検討している時間を埋めるためにフィラーが出てしまいます。
特に、補足事項まで含めて、長いセンテンスで話そうとするタイプの方は、フィラーが出てしまいがちなのではないでしょうか。

当然、聞いている側に話し手の考えがまとまっていないことが伝わるため、話の信頼性を損ねる危険性があります。

PREP法(結論⇒理由⇒例⇒結論の順で話す話法)やSDS法(要点⇒詳細⇒要点の順で話す話法)といった、まずは結論を伝え、結論に至る内容を短いセンテンスでいくつかに分けて伝えるといったことでフィラーは減少すると考えられます。

口癖になっている

フィラーが癖になっている方もいらっしゃるでしょう。
特に自分の話し方に対する意識が低いときに起こりやすいと考えられます。

スピーチやプレゼンの場面では、聞いている人に対して自分の言いたいことを言うのではなく、メッセージを伝えた結果、自分の望む行動を取ってもらうことが最終的なゴールのはずです。

ゴールを意識せずに話をすると、聞き手に注意を向けられず、フィラーが聞き手にとって聞き苦しいという意識も持ちづらいかもしれません。

フィラーを出さないよう意識をするだけでも変わると考えられます。

黙ってみるのも一つの方法

フィラーを意識できるのであれば、「あー」「えー」の代わりに黙ってみるというのも一つの方法です。

考える時間もできますし、聞き手も聞き苦しくありませんので、双方にとってプラスになります。

文章を読む場合は読み手が自分のペースで読むことができますが、話を聞く場合は話し手のペースに合わせて聞かなくてはいけません。

また、文章であれば意味が分かりづらい個所を何度も繰り返して読むことができますが、話を聞いているときはそれができるとも限りません。

そのため、適度に沈黙を作ることで聞き手にとって整理しながら聞くことができるようになるかもしれません。

最後に

何か打ち上げでの乾杯のあいさつであれば、聞き手もフィラーは気にならないかもしれません。
しかし、聞き手が真剣に聞こうとしている場面でフィラーが頻発するのは印象が悪いのは前述の通りです。

経営者様であれば、従業員の方向けや、大きな商談といった人前で話す機会もあろうかと思います。
フィラーがないだけでも印象は良くなりますので、意識されてみてはいかがでしょうか。

以上、参考になれば幸いです。

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