ChatGPTをはじめとした対話型のAIを、すでに事業で活用している企業様もあるのではないでしょうか。
続いてMicrosoftが検索エンジンBingにAIを搭載しましたが、GoogleもBradという対話型AIのβ版の一般公開を始めました。
AIを搭載した検索エンジンは今までの検索エンジンのあり方を大きく変え、今後ますますWebサイトの重要性が高まる可能性があります。
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検索エンジンにAIが搭載されると
今までは調べたいことを検索して、関連しそうなページから欲しい情報がないか探すという方法で調べ物をしていました。
しかし、AIが搭載された検索サイトであれば、知りたいことを回答してくれます。
言い換えると、既存の検索サイトは必要な情報が掲載されているであろうサイトを教えてくれる、AIは必要なことを検索した上で教えてくれるということになります。
AIが搭載された検索エンジンの方がユーザーにとって利便性が高いことは言うまでもありません。
各検索サイトは回答の精度を高めるために鎬を削ると同時に、情報を提供する企業側も、Web上において提供する情報の質、量の重要性がより高まるということです。
今後の中小企業への影響
取引先を探す、求職者が応募する企業について調べるためにWebで検索をするのは常識です。
必然的に、そういった方々に対して情報を提供する手段のメインとなるのはWebサイトです。
無料でAIでWebサイトを作成するというサービスもリリースされていますが、Webサイトというものは単に作れば良い、こぎれいなデザインのものがあれば良いと言う訳ではありません。
ターゲットに対して適切に情報の提供を行うことができるものが求められます。
SEO対策
Webサイトを上位表示させるためのSEO対策の重要度や位置づけも変わるでしょう。
小手先のテクニックよりも提供されている情報の質、量ともに重要度が上がるというのは前述した通りです。
最後に
既存の顧客との取引しか考えていないし、Webサイトからの問い合わせなんかない、だからWebサイトなんか不要だと考えている企業様も多いと思います。
また、いつだったか忘れたぐらいに前に開設して、そのまま放置という企業様も多いでしょう。
検索エンジンがAIを搭載することで、Webサイトがないこと、あるいは情報が更新されないことというのが、ますます不利になる可能性が高まることが予想されます。
以上、参考になれば幸いです。