経営者はひと癖もふた癖もある方が多いと感じられている方も多いのではないでしょうか。
癖というのは捉え方によっては人間の魅力とも言えますが、癖の強さによっては馬が合わない人も増えていきます。
それによってどういったデメリットが考えられるでしょうか。
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コミュニケーション面
他の人と馬が合わないとなると、付き合いたくないなと思われてしまう確率が増えるということです。
これは顧客だけでなく、従業員にも言えることで、人材が定着しない企業は経営者の方の癖が強くて、従業員の方が一緒に仕事をしたくないと思われているのかもしれません。
経営者となると注意や指導をしてくれる人がほとんどいなくなる訳ですから、自分では気づかず、なかなか改善ができません。
思考の偏り
周囲の人たちが自分と馬が合う人たちばかりになると、多様な考えに触れる機会が減少します。
必然的に入ってくる情報が偏り、その結果考え方も偏ります。
人間の思考も、体の姿勢と同じで偏ってしまうことで、創造性の制限、意思決定の偏りといった弊害を生み出します。
そして、さらなる思考の偏りにつながります。
機会の損失
コミュニケーションと思考の偏りは機会の損失に繋がります。
コミュニケーションの制限によって、他者からもたらされる情報や機会が制限されます。
思考に偏りによって、機会と捉えられないかもしれません。
最後に
経営者としては毒にも薬もならないような方よりも、大なり小なり癖のある方の方が魅力的だと思われます。
しかし、周囲の方々とハレーションを起こすのはマイナスでしかありません。
自分ではなかなか分からないことですが、周囲の経営者様から頼られることがない、遊びに誘われない、公的機関に相談に行っても敬遠されるといったことに心当たりがある経営者様は癖が強すぎて周囲から敬遠されているのかもしれません。
以上、ご参考になれば幸いです。