名刺はビジネスを行うに当たって、重要なツールです。
名刺には、名前は言うに及ばず、自身の所属先や職位、連絡先を掲載することが一般的ですが、連絡先の中でもメールアドレスに関しては掲載されていない方もいらっしゃいます。
目的があって、あえて書いていないケースもあるでしょうが、メールアドレスを書いていないことで大きくチャンスを失っていることもありえます。
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ビジネスにおけるメールのメリット
名刺にメールアドレスを書かないことのデメリットの前に、改めてビジネス上のコミュニケーションツールとしてのメールのメリットを考えてみましょう。
メリットとしては以下のようなことが考えられます。
時間の制約がない
電話の場合、相手の状況次第によっては対応してもらえません。
メールであれば、相手の都合の良い時に必要なメッセージを伝えることができます。
書面に残る
音声でのコミュニケーション手段の電話とは違って、文字でのやり取りでなので、後から確認できることの加えて、証拠にもなります。
FAXも書面で残りますが、メールはFAXとは異なり、デジタルのデータであるため、内容のコピーや再利用が容易、保管スペースを要さない、検索性が高いというメリットがあります。
ファイルの送付が可能
相手に対して、共有したいファイルを送付することができます。
これは、電話やFAXでは不可能です。
3名以上のメンバーでの共有
メールであれば、同じ内容を複数の対象に送付することができるため、効率的に複数のメンバーでのコミュニケーションを取ることができます。
コストがゼロ
メールを送ることに対してコストはかかりません。
名刺にメールアドレスを掲載しないことのデメリット
コミュニケーションツールとして、電話、FAXと比較して、利便性の点で高いということをお伝えしましたが、単に便利で効率が良いというだけではありません。
名刺にメイルアドレスを掲載しないことでコミュニケーションの制約になります。
具体的には、名刺にメールアドレスを掲載しないと、相手は連絡手段を1つ失うことになります。
電話や直接会うことが難しい場合や、重要な文書のやり取りが必要な場合に制約を生じさせることがあります。
代表アドレスのみが掲載されているのもNG
メールアドレスは掲載されているものの、info@○○○○.co.jpのような、代表アドレスを掲載されている方もいらっしゃいます。
メールを送ろうと思っても、誰が見ているのか分かりませんので、内容によっては送っても良いものか躊躇します。
言い換えると、メールアドレスを書いていないのと同じような意味合いになってしまっています。
最後に
掲載されていないのであれば、たかだかメールアドレスだと思われるかもしれません.
しかし、メールアドレスを掲載しないことで、今時電話かFAXでないと連絡できないリテラシーに欠ける会社なのかと思われる可能性があります。
また、相手に対して配慮がない会社だと思われてしまい、ビジネスの相手として妥当でないと判断されて、せっかくのチャンスを失ってしまう可能性があるということが、メールアドレスを名刺に掲載しない最大のデメリットだといえるでしょう。
以上、参考になれば幸いです。