経営者こそウォーキングを

体調管理は誰にとっても重要ですが、会社において替えのきかない存在である経営者という立場であればなおさらです。

会社の経営者という立場であれば、仕事で時間が不規則になったり、つきあいの飲み会があったりと、健康で理想的な生活リズムを維持することは難しいでしょう。
だからこそ、毎日の生活に運動を取り入れて健康の増進を図る必要があります。

いままで運動をしなかった人がジムに通うというのもハードルが高いでしょうし、いきなりハードな運動をしても長続きしません。
また、実行する時刻がまちまちよりも、一日のうちで決まった時刻に行う方が習慣化しやすいはずです。
したがって、手軽に始められる朝のウォーキングをお勧めします。

ウォーキングの効果

40代になってくると、脂質異常症・糖尿病・高血圧といった生活習慣病を発症しやすくなります。
生活習慣病の主な原因は、食生活や運動不足だと言われています。
生活習慣病の予防のために、適度な運動を行うのが良いと聞いたことがある方も多いのではないでしょうか。

ウォーキングには、血中の善玉(HDL)コレステロール値が増える、インスリンが効きやすい体質に変わる、血管内皮機能の改善といった効果があり、それぞれ脂質異常症、糖尿病、高血圧の予防や改善の効果が期待できます。

その他にも、がん細胞やウイルス感染細胞を攻撃するNK細胞(ナチュラルキラー細胞)が活性化したり、代謝が良くなることで肥満の干渉に繋がったりと、様々な健康増進効果があります。

また、ウォーキングは交感神経を刺激することで自律神経やホルモン分泌を正常に調整する効果もあります。
これは健康増進の効果だけではなく、精神の安定につながる効果があります。

ウォーキングによって、様々なプラスの効果が得ることができます。

経営者としてのメリット

ウォーキングには健康増進や精神の安定の効果だけでなく、脳を活性化させる効果があります。
仕事のパフォーマンスが上がる効果は経営者としてうれしいはずです。

体内時計のリセットや、前頭葉の刺激といった効果があり、それが仕事のパフォーマンスにつながるようです。
個人的な感想ですが、朝にウォーキングをした日は昼を過ぎても眠くならず、1日中頭がすっきりするように感じます。

その他、誰にも邪魔されずに物事を考えることができる時間にもなります。
朝の頭がすっきりした状態で、かつ静かに物事を考える時間を作ることができるのは、経営者の方々にとってメリットになるのではないでしょうか。

最後に

さっそくやってみようと思われたのであれば、ウォーキングのフォームやその他の注意事項など、専門家の方々が情報を提供していますので、検索してみてください。
Webサイトもありますし、Youtubeなら解説している動画もたくさんあります。

いくらウォーキングに良い効果があったとしても、続けなければ意味がありません。
最初から張り切るとすぐに嫌になってしまうので、ちょっと物足りないぐらいのペース……30分程度のウォーキングを週に1~2回からやってみることをお勧めいたします。

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