事業をしている以上、必ず課題があります。
当然ですが、課題に対して取り組まない限り達成されません。
起業が抱える課題といっても様々なものがありますが、自社だけで何とかしようと思っていませんか?
専門家を活用するという選択肢を持っていますか?
Table of Contents
2つの選択肢
社内の人材だけで経営課題の達成ができるのであれば、それに越したことはありません。
しかし、社内の人材だけで達成できないとなると、2つの選択肢があります。
それは、課題達成ができる能力を持った人材を新たに採用するか、社外の専門家(専門業者)に依頼するかです。
新たに採用をする場合
新たに採用をする場合のメリットは、課題達成の能力を持つ従業員が増えるということです。
退職しない限り常に社内にいるというのは、ノウハウも社内に蓄積されますし、何かあった時の対応も早いです。
デメリットは、採用コスト、給与や社会保険といったコストが増加することです。
その他、1名採用したことで小規模事業者でなくなったために小規模事業者向けの支援を受けられなくなる、といったことも考えられます。
現在の付加価値に掛け算になるために、より付加価値が向上する、より差別化を図ることができるのであれば、新たに採用をした方が良いと考えられます。
外部の専門家に依頼する場合
外部の専門家に依頼するメリットは、コストが安く済むこと、短期間で課題が達成することです。
例えば、企業のWebサイトを制作するにあたって、デザイナーを募集して、面接をして、制作をしている期間を考えると、外注をする方が時間の面でもコストの面でも優位でしょう。
デメリットは、課題によっては社内にノウハウが蓄積されづらい可能性があることです。
新たに人材を採用した場合は、課題が達成されたからと採用した人材を解雇する訳には行きません。
そのため、短期間で達成ができる課題、特に社内にノウハウを蓄積する必要がない課題といった場合は、外部の専門家に依頼することが合理的でしょう。
最後に
結論としては、課題の達成のために新たに採用をするのか、外部に依頼するのかは、課題に応じてメリット・デメリットを考えて選択するということになります。
いずれにしても、抱えている課題はそのままにしておかないで、可能な限り手を付けていくことが求められると考えられます。
以上、参考になれば幸いです。