ITリテラシー

ITは言うに及ばず、AIを事業で使用されている企業も増えてきています。
こういった技術は今後ますます進化し、普及していくことは間違いありません。

言い換えると、当たり前により発展したIT技術やAIを活用しなければいけないようになるということです。

IT技術やAIを使用するメリット

IT関連に限りませんが、時代が進むごとにどんどん便利なツールが登場しています。
ツールを使用することで、業務の効率は向上します。

例えば、江戸時代では手紙は飛脚が走って届けていましたが、汽車、電車、自動車、バイク、飛行機といった交通手段が発達したことで、より遠くまで、より多くの荷物を、より早く届けることができるようになりました。

今後さらなる発展がされるIT技術やAIを活用することで、以下のメリットが考えられます。

環境変化への対応

企業を取り巻く環境には世界レベル、国レベルといった大きな範囲、近隣の競合にような小さな範囲がありますが、いずれも常に変化していることには違いがありません。

例えば、我が国は人口が減少しています。
そして、人口減少に伴って労働人口が減少している中で、従業員の確保は今後ますます難しくなっていきます。
ITツールやAIを活用することで作業効率を向上させてカバーするといったことができるようになります。

確保できる人材を上回る業務の効率化が果たせないのであれば、従業員数が不足する分だけ売上高が減少します。

意思決定の確度と速度の向上

IoTやWebのようなITの利活用によって様々なデータを取得しやすくなりました。

データを有効的に活用できれば、意思決定の確度や精度、速度が向上します。
つまり、より収益が向上するということです。

カスタマーエクスペリエンスの向上

様々なデータを分析することで、顧客の潜在的なニーズを掘り起こしたり、気付かなかったニーズを見出したりする可能性があります。

その結果、顧客に提供する付加価値の向上につながります。

IT技術やAIを使用しないデメリット

メリットとして挙げた効果が得られないことです。

加えて、上手く活用している企業に対する競争力が低下します。

最後に

文部科学省も、高等教育において、数理・データサイエンス・AI 教育強化を推進しています。
また、いくつかの大学が連携してコンソーシアムを発足させ、情報の発信をしています。
(参考)文部科学省:「数理・データサイエンス・AI教育の全国展開の推進」拠点校・特定分野校の選定について
(参考)数理・データサイエンス・AI教育強化拠点コンソーシアム

IT技術の発展は今後も続きますので、どんどん登場する新しい技術を使用できて当たり前、使用しないと周りに置いて行かれるということは想像に難くありません。

苦手だといって敬遠して、競合と差がついてからでは手遅れになってしまいます。
今こそ、IT技術やAIを取り入れて競争力を強化する機会ではないでしょうか。

以上、参考になれば幸いです。

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